やさぐれメモ

やさぐれたアラフォー男性の自由帳

16体の巨像と戯れることにした

PCメーカーから、何の感情もない無機質でシステマチックなメールが届いた。それは「想定を上回る注文により納品日がまだ確定しない、ごめんね」といった内容だった。

 

ちなみにこの類のメールは、先週に続いて2通目である。せっかく4本ローラー台まで買ったのに、これではいつまでもZWIFTできないじゃないか。体脂肪率は14%を超えており、腹が少しずつ、だらしなくなってきている。まずい。

 

注文前にコールセンターにも確認して「納期は1ヶ月見てほしい」ということは聞いていた。それでも注文しなければ始まらない。スペック的にはとてもコストパフォーマンスが良いモデルだったのだ。分かっていながらの発注だったが、時間とともにだんだんとZWIFTへの興味関心も薄れてきている。まったく、勢いは大切である。

 

さらにまずいことにはAmazonPrimeVideoに見たいコンテンツがない。弾切れだ。比較的楽しめる『結婚できない男』も残すところ、あと2話である。こうなると、あとは見飽きたツール・ド・フランス2015、2016のブルーレイくらいしかネタがない。何かDVDBOXでも買わなければならないのだろうが、アニメなりドラマなりに対して、20,000円強の出費は少なからず抵抗がある(矛盾は、ない。何も矛盾を感じない)。

 

かといって何も観ないでローラー台を回せるほどメンタルは強くない。ローラー台は修羅の道である。昨年取り組んだ中国語欲は落ち着いた。放送大学PS3では視聴できない。自転車部屋の筐体を見ながら、考える。PS3、ゲームか。


ゲームは2つの理由でだめだ。

まず、固定でないと無理だ。4本ローラー台ではコントローラーを握りながら走れない。落車する。

次に、いい年した大人が楽しめるゲームを知らない(リサーチするほどのモチベーションもないが)。手持ちのタイトルはいずれも発売と同時に買ったFF13ガンダム戦記。いずれも賛否渦巻くビッグタイトルだが、ひとことで言うとつまらない。内容があまりに幼い。購入動機は、FFは発売前のファミ通でファングのビジュアルに一目惚れしたのと、単純にガンダムをガチャガチャ動かすゲームが面白そうだったからである(シナリオがつまらない理由は、対象年齢が低いと考えれば納得できる)。

 

過剰な演出はいらない。大人が淡々と楽しめる、ゲームというより映画とか映像作品みたいなものでいい。エロや恋愛要素ゼロで(重要)、シンプルなゲームがやりたい。ボードゲームか?そう考えた矢先、たまたま同じタイミングで複数のルートからあるコンテンツがアンテナに引っかかってきた。 

ワンダと巨像』である。ゲームの詳細はGoogleに譲る。

 

出会いは突然であり必然でもあり、出会いのタイミングは神の啓示である。素直に従おう。値段は3千円少々と手ごろだ。ほほう、ディスクを買わなくても、プレイステーションストアからゲームをダウンロードできるのか。便利な世の中になったものだが、ダウンロードにいったい何時間かかるかな。すぐにプレイできるかな。

 

いやいや待て待て。ゲームをやる習慣がない僕は免疫がない。ゲームは麻薬である。ゲームを始めたら最後、廃人一直線である。上述の2タイトル購入時をそれぞれ思い出せ。FP2級の学科を滑ったのを思い出せ。他のことに手がつけられなくなる。それにそもそも4本ローラー台ではプレイできないじゃないか。ゲームやるなら固定ローラーでないと無理だ。あの狭い"ウサギ小屋"もとい自転車部屋にローラー台を2台設置するのは難しいはずだ、いくらセノピーが折りたたみできるからって、バイクラックがある以上、スペース的に無理な、はず、だった。

 

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??

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!?

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すでに2体倒して3体目\(^o^)/

全部で16体だからPCが来るまで、あと2週間は引っ張れるんじゃないかと期待。何やってんだ自分。

ローラーの踏み台を新調した、その名はセノピー

ローラー台の踏み台を新調した。その名も折りたたみ式踏み台『セノピー』である。

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前にも書いたが、ローラー台は修羅の道である。

特に固定ローラー台から4本(3本)ローラー台に切り換えるということは自動車の運転免許でいえば、固定ローラー台なら教習所の中を教官に言われたとおりに2速までで、うららかな春の陽射しに教官が眠りこけてしまっているのをいいことに、そこそこ仲良くなった美人教官の教習車の後ろをずっと追いかけてみたりとか、規則通り時速30km未満で走っていればよかったのが、固定じゃなくなるということは路上教習どころか、それこそF1レースに出る意気込みが必要になってくる。

ロードバイクでいえばグルメポタでキャッキャうふふしていたのが、出たことないけど全日本選手権とかE1カテゴリーでの短距離決戦のクリテリウムどころの騒ぎではない、自分との命のやり取り、真剣勝負が幕を開ける。なめてかかったら最後、一歩?ひと漕ぎ?間違えればあろうことか自宅内で勝手に落車して壁に大穴を空けてみたり、床をガリガリ傷つけてみたり、はたまた脇に立てかけておいた大切なホイールにダイブしてリムも自分もぐにゃーんしてみたり、場合によっては離婚からの一家離散に至ることだって可能なのだ。

だから「ローラーやるか」という言葉の裏には「繰り返す、これは訓練ではない!」という緊迫した放送が聞こえてくるぐらいの心持ちでなければならない。4本(3本)ローラー台はそれほど悲壮な決意の下に行うトレーニングなのだ。「寝坊しちゃったし、なんか外行くの面倒だしなー」とかそんな理由が許されるのは固定だけだ。テレンコテレンコやるものではないのだ。

そんな4本(3本)ローラー台に必要なのが、乗車のための踏み台である。このグロータックQ1.1「4本ローラー台」のフレームについて、次の画像を見てほしい。中学生英語で何か印刷されている。
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「寝るな」と空目しそうだが、そうではない。20年前の河合塾全国統一マーク模試で偏差値76.2、翌月の駿台なんとか模試で37.2をたたき出して駿台のやつらやっぱすげーなーとか負け惜しみを垂れた英語が得意でないむしろ不得意な僕が念のためGoogle翻訳で調べてみたところ「踏まないでください」、代ゼミで習った通りに考えればこれは命令文なので「踏むな」といったところか。つい足をかけてしまいそうなこの貧相なフレーム。「踏むな」と書いてある以上、踏んだらアウトだろう。90,000円にさようなら。

そこで、この踏み台『セノピー32』である。高さ320㎜のこの踏み台は、ローラー台に乗ったロードバイクにまたがるのにちょうどよい高さであり、それはつまり降りるために足を置くのにもちょうどいい高さなのである。さらには折り畳み式であり、使わないときは厚さ45㎜でちょっとした隙間にしまっておけるのだ。しかも画像を見ればお分かりいただける通り、たたむと取っ手が表れてとても便利なのだ(ただしそこそこ重い、1.7㎏くらい?そんなにないか→量ったら1.8kgありました)。
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セノピーがやってくるまでどうしていたかというと、娘の相棒を勝手に拝借していた。その名を「みどり」という。
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名前の「みどり」の由来は、先日2歳7ヶ月となった娘がこの踏み台をそのように呼ぶからである。おそらく色が緑なのであろう。残念ながら色弱な僕には灰色にしか見えないので「はいいろ」と呼びたいところだが、「みどり」のほうがかわいくて愛着が湧くので僕も「みどり」と呼んであげている(緑にはオレンジに見える緑と灰色に見える緑があっていまいちよく分からない)。

問題はローラー練に使ったあと「みどり」を元の位置に戻し忘れることだ。洗面台で派手に水遊びするように手洗いをしたり、キッチンで料理の邪魔をするかのようにお手伝いしたり、さらには手が届かないであろうラックや冷蔵庫にあるお菓子やゼリーを取ってもらいたくてアピールするためにこれがないと、大騒ぎになる。「あれ、みどりがない、むすめちゃんのみどりー、おーい、みどりー、でておいでー、おとーさーん、みどり、いないねぇ、みどり、どこー!、みどり、どこー!おーい!」

そのためローラー台専用の踏み台を用意することは喫緊の課題であった。しかし踏み台なんて、この世の中にいくらでもある。さらにはローラー台は修羅の道。 なかには踏み台を木工で自作する剛の者もいらっしゃる。こういう方はもう大体がローラートレーニングという戦場でも生還率100%であり、尊敬してやまない。

だが、それではだめだ。自作も考えたが、手間やクオリティを考えると不採用。そして「みどり」に代わる踏み台は愛着が湧く商品名でなければならない。そこでセノピーである。

アラフォー以上の方は子どもの頃、路肩に止められていた近所のにわかスキー好きな兄ちゃん姉ちゃんの車を思い出してほしい。ステッカーが貼られていなかっただろうか。「APPI」である。はたまたのりピーステッカーでも構わない。いやどっちも「ピ」しか合っていないからいいや。

セノピーには様々なサイズがそろっていて、高さはたしか220~320~390㎜があったと思うが僕の場合は前述の通り320㎜がよかった。つまり組立時のサイズが455㎜×300㎜×320㎜のセノピー32である。

ネット通販でももちろん購入できるが、念のためホームセンターで使い勝手を確認しておくことをお勧めする。色も豊富だし、きっと挟むだろうけど娘がイタズラして指を挟まないかとか、重さだとか、乗ってみた感じだとか、あと店頭だとビバホームなら税込み1,600円くらいであった。さらにはこれが「みどり」に比べて安定感のある台形状であり、上が若干すぼまっていることにより、トレーニング中にぺダルがヒットしにくくなっているのもポイントである。

固定ローラー台をお使いの方が4本(3本)ローラー台を始めるときは踏み台も一緒に用意しておこう(もちろん固定でも踏み台があれば便利だが)。でないと僕のように、ローラー台が届いても乗れない、無理やり乗ったら最後、やめたくても足をおろせずやめられないという危機に見舞われてしまうので注意されたい。

(その場合は壁に肩をぶつけて終了させる、ファーストガンダムコアファイターホワイトベースに着艦する時のような危うさがある、あれも0083の着艦方法ではだめだったのだろうか、モンシア中尉を超える問題児がいたとも思えないが)。

 

【追記】

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まあ想定の範囲内ではある。

4本ローラー台購入についてはこちら。


グロータックのローラー台を検討する - やさぐれメモ

ファーストインプレッション。


4本ローラーで走ってみた - やさぐれメモ

新しい沼にハマりたい

 

新しいシューズでローラー台を始めた。熱成形のおかげでフィット感は最高。履いていることを忘れる。ペダリング効率も40%を超えてきた。まだ数時間しか乗ってないけど上々である。

 

青春時代を思い出させるチャゲアスをひと通り聴いて、少しずつ気持ちが戻ってきた。チャゲアスについて語ると数時間は浪費するから今は止めておく。 

 

この状況に恨みつらみを並べても虚無感から一直線に死に向かうだけで、しかも死ぬのも大変に面倒くさいことで、この循環は不毛であるということにようやく行き着いた。どう考えても、生命活動を停止させるのはとてもエネルギーがいることで、身近に自死された方がいる人の気持ちを考えると、この件についてこれ以上書くことは自粛する。 

 

「沼に落ちたので元気に泳ぐ」という発想のなんと素晴らしいことか。それを自分も実践することにしよう。お怪我のご回復を心の底から祈念する。

 

労災認定がされないことが確定したので、入院費用を支払いに行ってきた。

 

今回の入院は自分は1ミリも悪いと思っていないので、人生の理不尽さを思い知った。そして入院中あれだけ地獄の気分を味わったのに、支払いは当然のことながら非常に事務的で、自分が世界に存在していないような、ふわふわ漂う感じが新しかった。

 

自分はこの世界に存在していない。薄い。存在が認知されていない。

 

BTOのPCはまだ納品日が確定しない。これは6月上旬までずれ込むのかな。これが来なくちゃZWIFTできないじゃないか。

 

第8世代のCorei5でGTX1050を積んだ4GB版のゲーミングPCを9万円で発注した。ZWIFTならオーバースペックな可能性は十分に考えられるけど、金を使うのは楽しい。ただ何が面倒かって、メーカー直販で、納品される前にキャンペーンなんかで値下げすることがないか定期的に確認すること。その場合は悔しいのでキャンセルして再発注しなければならないのが煩わしい。

 

モニターも新調しようと考えていて、リフレッシュレート144khzでGtoG1msの24インチを2万円でと思っていたけど、ZWIFTなら72khzの3msでも32インチ3万5千円にしたほうが楽しめるかなとか思案中。アーム使ったりして壁掛けにしよう。って自転車なんか乗ってる場合じゃないのかもしれないが、金をじゃんじゃん使うのは楽しい。どうせ後悔後にも先にも立つのだ。

 

大して必要でもなかったので資格試験から離れて久しい。この自宅療養を機に、10年ぶりくらいに簿記2級を受け直すことにしてみた。1級じゃないあたりが小物感だけど、圧縮記帳など1級の論点が2級にわんさか下りてきて、合格率も昔の3割から今は1割ちょっとに低下していて、準難関試験というか、少し難しくなってる。自信回復にはちょうどよい。復帰先が閑職なのであれば1級に再挑戦してみてもいい。統計検定2級も道半ばだったな。

 

TOEICも力試しに受けてみようかな。異動してから英語に触れてないから、まずは700点台をキープできるといいのだけど、TOEICがあっても外国人上司にやりたいことをしっかり主張して予算を確保し、人員を確保できる会話力はどのように身に付けようか。次に収入を上げるポイントの1つにそれが必要だ。それが分厚い壁として目の前にあって、諦念にもつながる。子供は1人で十分だ。

 

自分は賢い人間だという幻想からいつまでも離れられないでいるからややこしくて、でも実際に日常生活の中でことあるごとに思慮が浅くなっているというか、頭がどんどんバカになっていて、それはまずい。そして孤独の中で自分がどんどん傲慢になっていくのが恐ろしい。

何人もの方から「人間万事塞翁が馬」という言葉をいただき、昨日受診した心療内科からも言われて食傷気味である。

なぜかというと力づけたい、勇気づけたい、という気持ちとは別に、高みから説教している感というか少なからずマウンティングしたい気持ちを感じてうんざりするからだ。ここぞとばかりに。心療内科の先生はそんな感じはしなかったが病院は気が滅入るからもう行きたくない。

ひさびさに連絡してくる人ほどそんな感じで、メッセンジャーアプリもあと一歩のところで削除しかけた。幸い、イラッとしてもスマホを床に叩きつける元気はない。ラインはとうの昔に削除した。

自宅療養ということで、もといた会計の世界を覗いてみたり、TOEICをたらたらやってみたりする合間に憤りが湧いてくる。

なんでこんな目に遭わなきゃいけないんだよ。自分は今、どうしてこんな状態に追い込まれてんだよ。そこそこ丁寧に生きてきたのに、なんでだよ。

ちょっと気を失って倒れて、ちょっとおかしな脳波が検出されただけじゃないか。それだけで車も自転車も乗れなくなった。娘の抱っこも控えろと。

これが大変不便なのでお迎えにはストライダーを持っていくことにしている。2歳児の習性をご存知ならこの苦労は想像に難くないだろう。でもこういうときに限って交通事故を起こすのが世の常なのも、いい年した大人ならお分かりいただけるはず。徒歩は無理。だけど車や電動アシスト自転車は、使わない。使えない。

昔ならマーフィーの法則といったが、得てしてそういうものだ。子供やお年寄りなど人にぶつけてニュースになったら人生終了だし、既往歴通院歴をさらされたら、てんかんに悩んでいる方々にもいわれのない差別が再燃してしまう。そもそも会社からはすでに社会的リスクの観点から早い段階で釘を刺されている。

以上のことから生活制限の理屈は分かる。分かるよ。理解はできる。でもあまりに理不尽じゃないか。自分が悪いのか。それでも自分が悪いのか。自分の育児能力が低かったのなら、それなら仕方ないと、はいそうですねすみませんでしたと納得できるかよ。できないよ。

毎日定時ダッシュでお迎えに行った。毎朝ギャアギャア泣く娘を保育園に連れて行って時々遅刻した。その結果、救急搬送からの入院までを含めて多くの人にフォローをもらい、迷惑をかけた。その報いなんだとしたら、育児なんて無理じゃないか。

ブラック企業からここまで頑張って這い上がってきたのに、職場復帰どころか社会復帰すら危うくなってきたじゃないか。誰かのせいにすることもできず、やり場のない憤りしかない。自暴自棄になりかけるけど、皮肉なことに虚無感で色々と踏み止まっている。

退くことが許されず、進むこともままならず、人生残り60年うんざりだよ。誰か代わってくれないか。そう言ったって無理なのは分かってる。こんなんだったら人生もう一度はじめからやり直したい。いやもうこんなクソゲーやりたくない。

日商簿記2級

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特別深い意味もなく買ってしまった。

クレカ処理とかでんさいとかやった覚えが全くない。圧縮記帳とかは1級で学んだ気もするけど、どうも2級の出題範囲らしい。

 

昨今の日商簿記2級は難化傾向にあるそうで、受験生のなかでも特に若い人、大変だろうけど頑張ってください。子供が生まれるとなかなか勉強の時間を確保できませんから。育児中の方々、心の底から応援します。

4本ローラーで走ってみた

グロータックから4本ローラーが登場して数年が経過しており今さら感はあるが、ファーストインプレッションというか、気が付いたことや、導入時の注意点などを挙げてみようと思う。購入を検討している方のお役に立てれば嬉しい。

なお当方マンション暮らし。使用環境はLDKから離れて共用部の廊下に面した自転車部屋。3本ローラーは未経験。以下、冗長なポエムは一切無し。安心してお読みいただきたい。

【所感:楽しい】

新鮮味とは別に、楽しい。誇張なしに、生きる希望が湧いてきた(ドーピング効果すごい)。固定ローラーと違って油断するとすぐフラフラするのが「実走感」と言われればたしかに、そのように表現するのが一番素直で正しそう。固定ローラーの作業感とは異なり、前を見ないとダメ。ついつい真下のローラーを見てしまった瞬間にふらつく。目線は常に前。目線を上げれば不思議と安定する。よろけてグラッときても、慌てずに脱輪防止ローラーを信じる。「キュルッ」と鳴って前輪を助けてくれる。この部品超大事。

 

【セッティング:ホイールベース設定】f:id:yasaguredaren:20190505122047j:image

とても重いけど箱から出せさえすれば、パタパタと折り畳みを開いて前方のローラー部をホイールベースに合わせて、前後ローラーを連動させるゴムベルトを掛けるくらい。ものの数分でセット完了。

ただしバイクを替えるたびに、それぞれのホイールベースを確認して前輪のローラー位置をその都度、調整すること。これをやらないと4本ローラーの意味が全くなくなってしまう。

たとえば僕のチネリは公式には979ミリ、後述のグランヴェロはメジャーで測って995ミリと全然違う。前輪用のローラー2本のちょうど真ん中にハブが来るように、ローラー位置を調整すること。これは細かい説明はいらないかと。

調整自体は六角レンチでちょちょいのちょい。ローラー台の側面にはガイドも書かれているので安心。その際に何度もゴムベルトを掛け忘れたので、それも注意。f:id:yasaguredaren:20190505121511j:image

 

【タイヤ:トレーニング用タイヤ推奨】

タイヤはやはりトレッドパターンの無いものが必要だった。まずは張り切ってチネリで走ってみた。前後にマビックのYXIONを履いたチネリで負荷最弱、150W、35km/hくらいで走ってみたところ、「ウゥィンヌ、ウゥィンヌ、ウゥィンヌ」と唸るような音が鳴りだし、とても耳障りであった。これはローラーの音や振動の共振などではなく、あきらかにアルミローラーにゴムが擦れるような音。YXIONならいけるかと思ったけど、ダメだこりゃ。

(追記:写真に写っているパナレーサーA EVO2に替えたらかなり音が小さくなったが、やはりザフィーロが無音で最強だった)

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そこでローラー台専用に使っているブリヂストングランヴェロGV500で走ってみた。前はエクステンザ ビコローレ、後ろはトレーニング用タイヤのヴィットリア ザフィーロ、負荷最弱の35km/hで回すと、これが全く鳴らない。素晴らしい。チェーンの音しかしなかった。


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このことからトレッドパターンの全くないタイヤかトレーニング用タイヤが望ましいと考えられる。用意すればいいだけの話だけど、ちょっぴり残念。

 

【振動防止マット:マット単独では使用不可】

これまた残念ながらアルインコEXP150は柔らかすぎた。自転車&自分の体重が掛かるとローラー本体がその重さでマットに沈み込み、ローラー部がマットに当たって擦れる・回らなくなってしまう。

結局、下から順に床⇒薄いラグ⇒ローラー台となり、固定ローラー台の時に使用していたアルインコとバスマットは撤去した。なお、奥さんと娘が終日外出のため、室外に伝わる振動や騒音は未確認で、もしかすると『ブルカット』か、それに準ずるものが必要になるかもしれない。

 

【難易度:スニーカーなら5分】

3本ローラーは未経験。最初はクリートで試してみたが、恐ろしくてすぐにやめた。そのかわりにスニーカーの裏を綺麗にして挑戦したら、数分で走れるようになった。ポイントは前述の通り、下を見ないで目線を前に保つことと、クランクを回し続けること。手放しさえしなければ大丈夫。ダンシングにも挑戦してみたが、生まれたての仔ヤギみたいな格好になった。片手離し同様に、練習が必要。BONTが履けるのは、いつの日か。

 

【その他注意点】

・ブレーキ厳禁。大惨事。たぶん後ろに吹っ飛ぶ?念のためブレーキアーチは最大に開放。

・踏み台を用意しておく。特に終了するときに足を着けると安心。

・ドリンクやテレビのリモコン操作は、手を離せるようになるまでは一度降りてから。

以上、楽しいけどトレーニング用タイヤが必要、はじめのうちは室内履きのスニーカーも必要、でもやっぱり楽しい、というのが個人的なファーストインプレッションであった。

テレビゲーム、特に作業ゲーなどハンドルから手を放す/コントローラー握るためにTTポジションするなら、絶対に固定ローラー台である。それは間違いない。

テレビゲームやらない人で育児とか体調不良とかでどうしても外に行けない、実走できない制約があるなら、まあ買ってみてもいいと思う。一応そこそこの値段はするから無責任な言い方になってしまうけれど、タイヤ次第で騒音は抑えられるので、すぐに飽きてしまう固定よりはいいかなぁ。

今日の時点ではそんな感じである。悪くはない。チューブレスレディゆえにチネリのSACRAホイールがすぐに使えないのが残念ではある。ローラー台用のホイールとタイヤが欲しい。でもどうせ鉄下駄買うくらいなら、無駄にロルフ欲しいなぁ。

この流れ、なんか危険だなぁ。

購買という名のドーピング

BONTのHELIXがやってきた話をする前に、なぜだかヤン・ウルリッヒと仲良しな夢を見た。内容は覚えていないけど、僕らは仲良しの設定だった。彼との親しげなツーショットをここにお見せできないのが残念である。

彼を知ったのはライバルであった無敵の「宇宙人」ことランス・アームストロングが、今となっては幻になったツール7連覇を遂げた頃だった。

ウルリッヒも、そして一度は引退して復帰したアームストロングも、その後の例の一大スキャンダルで表舞台から消えていった。それでも僕は、ドーピングしていなくても彼らは優勝争いの中心だったと確信している。

 

で、だ。
先日アドバイスをいただいたように、僕ら育児中のパパママにも「ドーピング」はある程度、必要なんじゃないか。新しい機材の投入は気分がめちゃくちゃアガる。これほどアッパーなやつもなかなかないであろう「ブツ」を2つ紹介する。

 

まず、1月の発注から3ヶ月以上も待って、BONTのシューズがやってきた。f:id:yasaguredaren:20190504154033j:image

これを書いている今も左足の親指がヒリヒリしていて、熱成形時の低温やけどのような気もするが、この最高に格好良い「木靴」の前ではそんな痛みは鼻くそみたいなものだ。例えていえば、ひと夏の恋が終わったあとに残った日焼けといったところだろうか。違うか。ちなみに、ショップに電車と徒歩で行くこの悲哀は自転車乗りの方なら十分にお分かりいただけるだろう。

 

そしてグロータックGT-ROLLER Q1.1『4本ローラー』も届いた。f:id:yasaguredaren:20190504153905j:image

重い。戯れに量ってみたところ、この状態で16kg超あった。ヤマトさんいつもありがとう(将来はこの倍くらいの広さの玄関を持つマンションに住みたい、見栄で言えば玄関の広さがそのマンションの格を決めると勝手に思っているし、実利で言っても玄関が広ければ何かと便利であるのは間違いない)。

 

とにもかくにも、4本ローラーを手に入れたことで、自宅トレーニングでバイクを自由に選べるようになった。そうでなければチネリに取り付けた、17万円も払ったパイオニアのパワーモニター一式が装着からわずか2ヶ月で無用の長物となるところだった。そういった点では、トレーニング用タイヤ(ホイール)が必要そうな半固定のハイブリッドローラーではダメで、結局どうしても4本ローラー台が欲しかったのだ。かといって、「4本ローラー台ならトレーニング用タイヤは必要ない」なんて保証はどこにもないのだけれど。