やさぐれメモ

やさぐれたアラフォー男性の自由帳

忙しい、ZWIFTしたい

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先月からもうずっと左膝が痛い。運動中ではなく日常生活において、痛い。座っていて立ち上がるときにズキンとくる。階段を降りるとき、体重を支える瞬間に鈍い痛みがくる。

膝が痛いときはZWIFT。なかなかタフなコースを、チャットしながらグイグイ回す。臀筋やももの裏の筋肉。外でこの強度はなかなか難しい。サーキットでも行かないと。

 

ZWIFTのことを書きたい、だけれども書くことが悪いような気がしてなかなか書けないでいる。なかなかZWIFTできなくて、忙しい中でその隙間時間でZWIFTできる喜びに任せて色々と書き連ねたいのに、何だか悪いような気がして書けない。

何に対してか。色々と、だ。

我慢している人がたくさんいて、一方でピカピカのメダルをもらって嬉しそうな若者が大写しになった瞬間に、画面をEテレに変える。楽しそうにしやがって。

オリンピックとかじゃない。自分がうまく行かないときに、楽しそうにしているやつを目にすると無性に腹が立つ。離れるのがいい。テレビはつけない。ニュース記事も選ぶ。

 

ここに来て首都圏の感染者数がまた増えてきて、自分の手掛けてきた仕事のひとつも大転換を余儀なくされている。

分析屋の私は一方で、サミット的なものに各社の社長様をお招きしている。この情勢から今年もリモートのご検討を、という話をしたが、各社営業の立場からすると社長の前でのプレゼンは一世一代の檜の舞台。各社とも「ぜひ対面で!」という。そこをもう一度、検討するように促している。うちが決める事ができない制約が憎い。まあどうせうちだって対面をキメるだろうけれど。

 

サミットの性質上、リモートは難しいし、社長や取締役たちが個室でオンラインなんて無理だ。会議室に集まって協議しながらのサミットは、ハウリングが酷くてアシスタントや営業担当者も難儀だろう。

「(聞こえませーん、ミュートでーす)」「このボタンを押してからお話しください」「ミュートにしてください」

 

実地参加の方針に対して社長室や秘書室が抵抗して社内調整が大変だ、という。それはそうだ。行かせたくないよな。もっともだ。

誰もが知っている大企業の社長様、場合によってはグループ数社の社長様が1時間のコマに御顔を揃えてくださる奇跡。それを1ヶ月に渡って私と二十数社とでスケジュール調整してきたのに、それがご破産になりつつある。私がスポーツニュースに苛つくのはそこである。オリンピックと感染拡大に直接の関係は無いだろう。(有観客だったらヤバかっただろうなとは思う。プロ野球やサッカーは知らん。)

各社とも営業部門は社長を連れ出したい。バックオフィスとしては絶対に出したくない。私はもうどっちでもいい。うちの社長たちのスケジュール調整はアシスタントの方々が有能過ぎて感謝しかない。つまり私は社内については大して苦労していない。もうどうでもいい。

VIPはもう本当に分刻みのスケジュールで、1年後までスケジュールがビッシリ埋まっている。各社営業部門が「御社のために」と嘯いて(さらには「エンドユーザーのため」と言いつつ自分たち営業部門の手柄を立てるためでもある。)、社長室と社内交渉してコロナ禍の東京で社長をアルファードに乗せて走る。営業たちのウキウキしている様子が目に浮かぶ。期末のスペシャルパフォーマンスボーナスを手にするために。

大企業の社長の人権とは何か。コロナのリスクに浸からされる神輿の悲哀。

双方の社長の前で顧客にプレゼンする機会なんて、なかなか無いだろう。会社も営業担当たちも、大きな利益を手にするチャンス。欲の前に倫理観は萎んで、言葉だけのリスクヘッジが独り歩きする。うちのレピュテーションリスクは、どうしよう。

いいや、もう考えることを止めよう。もう知らんがな。人のせいにしておけばいい。責任を取るやつはバカだ。うまいことやればいい。しかし誰のせいにしたらいいのか。関係者はみんな、私のせいにするのだろう。悲しいね、バナージ。

 

私は思い出す。『貝になりたい』のラストを思い出す。はたまた『壬生義士伝』を思い出す。私はただZWIFTをしたいのだ。ZWIFTの時間を失わないように、適度に適当にやればいい。そう決めた。