やさぐれメモ

やさぐれたアラフォー男性の自由帳

トレッドミル唯一の欠点を知る

トレッドミルについて書いておこう。室内ランは最高。自転車のローラー台と同じ。文句なしに最高。

というその考えは脆くも崩れ去った。トレッドミルの唯一の欠点によって、私は灰となった。

 

屋外での実走と併用することを前提として、まずは良いところ。トレッドミルの何が良いかって手元に補給食を置けること。持って走らなくていい。自販機やコンビニを探さなくていい。素晴らしい。

次に、天候に左右されない。暑さ寒さはもちろん、不愉快な向かい風もなく、雨や雷も関係ない。最高。

さらには足腰に優しい。屋外のアスファルトやコンクリートと違ってトレッドミルはそれほど足腰にダメージが来ない。安心して有酸素運動を行える。これは大きい。これは大きいよ。

しかもベルトが回って走らされるので蹴らなくていい。楽ちん。もう本当に、足腰への負担を抑えて有酸素運動できるのだから最高。

それに自分が普段できないペースに半ば強制的に挑戦できる。例えばGARMIN745のキャリブレーションのため、13.5km/hに設定して走った。これは4'26/kmで、このスピードだと自然とフォアフットになることに気付く。

あとは室内なら無線LANが使えて通信料も安心。ちなみに私はYouTubeプレミアム(YouTubeMusic)に加入しているため、オフライン再生で死角なし。ランナーのみなさんにはYouTubeプレミアム超絶オススメ。広告なしでストレスゼロ。小さなお子さんを抱えている人はファミリーで登録しよう。

 

そんないいことづくめのトレッドミルについて、唯一の欠点があった。メンタルに異常をきたす。実走以上にメンタルにクる。めんたるがヲカシクナル。一言で言い換えると飽きる。

1時間を超えたあたりから辛くなってきて、せいぜい2時間が関の山。ZWIFTランでもダメ。サーフェスGO2でプレイしたんだけど、これがなかったら即死だった。

最初は平井堅スネオヘアーの2000年前後の楽曲を聴いて学生時代の思い出に浸っていたのだけど、まあ飽きる。

実走なら走らなければ帰れない。しかしトレッドミルなら足を止めればそこで終了できる。豆腐メンタルの私は抗う術もなく2時間もたずに終了した。

夏の陽射しを耐えられるのであれば、1,000〜2,000円払ってジムで走るよりも3,000〜4,000円払って記録会という場を利用するのもいいかもしれない。人によっては所属サークルで30kmの走行会とかもいいだろう。一番いいのはジムで30km走行会を催すこと。ジムでZWIFTラン大会やらないかな。

 

※当時の私は大学生で、バイト先を中心に社会人との交際を繰り返していた。(≒付き合ってもらっていた≒暇つぶしに遊んでもらっていた。)学生ながら大人の世界に足を踏み入れていた。あの頃の平井堅の歌詞をリアルに体験していたのである。楽しかった。今でいうパパ活的なものが同級生との交際よりもずっと刺激的で楽しいように。

と言いつつ、もちろん金銭のやり取りは当然無い。年齢差・経験差があるので当然、お互い複数同時進行であっても嫉妬的なものは無い。とても楽。

背が高くて足が長くて派手なイヤリングやバングルを身に着けて大股で歩く。すれ違う女の子たちが振り返るような、でも歩いているのは学生の私に合わせて新宿コマ劇前みたいなアンバランス(笑)そりゃあみんな振り返る。掃き溜めに鶴。彼女たちもその反応を楽しんでいたのかもしれない。

外銀の人は汚い居酒屋にアンバランスな、雅な勤め先でのボスのクズっぷりを面白おかしく聞かせてくれた。バブル崩壊直後の世代の派遣の人は、就職活動の合間に面接の話を聞かせてくれた。さすがに15コ上の人は大毎オリオンズロッテオリオンズの歴史とか落合三冠王の話とかで、行くのは巨人戦だけどそれも楽しかった。

 

そんな20年前に親しんだポップスを聴き直して、海の見えるレストランに連れて行ってもらったこととか、就職活動のネクタイを選んでもらったこととか、そういった、アラフォーになってから振り返るとなんとも、全然甘くない、なんなら酸っぱいだけの、こっ恥ずかしい思い出が蘇って無事に死亡した。

大人になった今なら分かる。情が湧いた相手を悪く言ってはいけないが、社会人が大学生と遊ぶとは、なんて下品な趣味だろう。まあでも学生の私にはもちろん分からなかった。

 

ということで結局、実走でもトレッドミルでも2時間以上はメンタルがもたないことが判明した。フルマラソンの完走者で2時間を超える人たちはどういう気持ちで走っているんだろうか。身内を人質に脅迫されているとか、完走したら100万円!とか。

 

ビョーキだな。自分が理解できないものをそのように片付けてはいけない気もするが、それ以外に思いつかない。かつて私が午前3時スタートで彩湖新砂を往復していたように。娘を殺したくて仕方がなかったし、自分も含めて誰も殺さなかった私は偉い。