やさぐれメモ

やさぐれたアラフォー男性の自由帳

「コロナありがとう!」ってなんだよ

下書きで残していたコロナ禍でバカなことを言ったりやったりする身近にいるバカな人たちに対する罵詈雑言をアップする。読んでもらうためではなく、自分のイライラを吐き出すためのメモ程度でしかなかったけど、アップすることにした。

先に言っておくと、このバカな人たちに届くといいな、なんてこれっぽっちも思っていない。だったら直接言う。ではなぜアップに至ったか。

都内の30代女性が新型コロナウィルスに罹患したことに責任を感じて亡くなられた旨の報道を目にした。切ない。

自死を選んでしまった結果について、誰ひとり責任を負うことはない。切ない。真面目に生きている人から辛くなっていく地獄。まさに娑婆だよ。だったら極楽浄土に旅立ったほうが幸せということなのか。分からない。分からないけど、見ず知らずの人が亡くなられたその理由について、ただただ切ない。

自分が感染させたことで身近な人が直接病気で亡くなるだけでなく、それ以外でも死に追いやられてしまう可能性を考えるきっかけになってくれればいい、とは思う。バカの壁とはよくいったものだ。断絶は深い。圏外。プペル騒動と似ているな。

 

**********

 

新型コロナウィルスによるパンデミックが巻き起こって1年になる。コロナ禍は友人知人または職場の同僚など、普段接している人たちについて、私との価値観の違いを明らかにしてくれた。彼ら彼女らと距離を取る良い機会になった。

 

外に出たがる、じっとしていられない自転車乗りを含むアスリートな友人たち。時に奇っ怪な、眉をひそめる言動や行動は1年にもわたる自粛生活で相当なストレスゆえか。そう書こうと思ったけれど、そういう人たちは概して自粛できない。なので、いい歳をしてなんてアホなんだろう、面白おかしく観察できた。あとここではその逆の自粛警察も観測できたので最後に触れておく。

 

何をおいてもまずはこれ、最悪の名言「コロナウィルスのおかげで在宅勤務、QOLが爆上がり! コロナウィルス本当にありがとう!

ありがとうじゃねえよ。バカジャネーノか。バカじゃねえのか。匿名ならまだしも実名でよく言えたな。何度も一緒に走ったし、いい人だと思っていた。齢五十にもなって、それ大切な人を失くした人の前でも言えるのか。(あ、言えちゃうかもな。)

そしてそこに湧いて出るたくさんの「いいね!」を見て目眩を覚える。自分の交友関係にこんなのがいたことに大きなショックを受けた。私も同じ穴の狢だったのか。辛い。

 

次は先日触れた、年末から感染者が増大している折に白石峠詣のグループライドを呼びかけた人。その後、二度目の緊急事態宣言の発令が見えてきて中止にしたのは意外だった。

しかし油断した私はその後に繰り出されたウルトラCにのけぞる。中止宣言して当日ソロライドした後、まさかの発熱報告。本人もその取り巻きもどんな気持ちであったろうか。まあでも発熱したのも意外といえば意外だし、でも必然だよな。

PCR検査は陰性だったみたい。でも陰性かどうかはどうでもいい。この人は齢六十だぜ。世も末だよ。この人は普段から頭のネジ外れてるから、きっとまたグループライドを呼びかけると睨んでウォッチしている。

 

「コロナありがとう」の人も白石峠詣の人も娘が産まれるまではわりと親しかったので、自分の交友関係の酷さに頭を抱えた。類は友を呼ぶ。

 

ロードバイクがグループで普通に走ること自体は、感染リスクはほとんど大丈夫だと思う。問題は食事。食事は一人で摂りなさい。というか、こういう軽率な人は私の大切な友人とは絶対に会わないでいただきたい。

車道を逆走してきた若い女の子を怒鳴りつけてやったと楽しそうに報告している六十代男性はそっとしておこう。絶対に勝てそうな若い女の子だからこそ、怒鳴ったのだ。相手を選んで怒鳴った。

この人は紳士的な人のはずだったんだけど、自粛生活によるストレスのせいだな。そう思いたい。「それくらいやらなきゃ分からないからな」って言ってて、その女の子がかわいそうになった。普段かわいいかわいい言ってるお孫さんにも同じようにやるのかな。

前からきたスポーツ自転車の人からいきなりワーッと怒鳴られたら意味不明だろ。理解不能だろ。さぞかしびっくりしたろうな。怖かったろうな。ロードバイクの人全員がそういうわけではないから、どうか嫌いにならないで。

 

自粛警察についても触れておこう。ある良識的な友人がストラバをはじめとするいくつかのSNSで自粛警察になった。ライドやランの報告をする投稿にいちいち「ステイホーム」とコメントして回ったのだ。

痛快だね。真面目なこの友人はトライアスリートでありながら、春先の緊急事態宣言下ではきちんと引きこもっていた。そして感染拡大を本気で止めようとしていたんだろうな。

 

この友人には悪いけど、こういうときは自分のやりたいようにやるのがいい。感染リスクを恐れて自粛したければすればいい。罹患して重篤な後遺障害が残ったり、身近な人に感染させて死なせてしまったり、それでも自粛したくなければしなくていい。誰も強制しないし、強制してはならない。

社会全体としてはステイホームで正解。だけどミクロに考えたとき無理は良くない。個々人は功利的に、利己的に、しかし表向きはそう見えないようにうまくやるのがいい。目端の効く人間が美味い汁を吸う地獄の社会。

 

もちろん私はそういった人間を心の中で謗る。私の思うモラルに悖る人に対しては失望とともに。

でもそういったことも含めて自由だから。社会はとてもゆるくて正解はない。だからあとは社会人としての一人ひとりの矜持の問題なのだ。