やさぐれメモ

やさぐれたアラフォー男性の自由帳

ローラー台の振動対策(追記あり)

悲しい。ローラーできない。ZWIFTができない。新居の自転車部屋がどういうわけか、ローラーに不適なのだ。400年続く父の実家にあった石臼を挽くときのようなドロドロズルズルゴロゴロ音が響きわたる。なんだこりゃ。旧居ではこんなのなかったぞ。明治生まれの祖母が歌っていた労働歌まで脳内再生されてしまった。

床下にFF5のオメガとか、FF6アルテマウェポンとか、封印された何かがいるのかもしれない、いやいやいないだろ。しかしローラーをやると4本でも固定でも、低い唸り声が聞こえてくる。もしかしたら自分の中の怨嗟、世界のキラキラしたものに対する呪いのようなものが発露しているのかもしれない。ああ、楽しいZWIFT中にまでぎりぎりと憎しみが漏れてくるなんて、どこまで自分らしいんだ。これでは夜なんてとても回せない。

 

4本ローラーで、あることに気がついた。ローラー上での走行位置を左右に振ってみると、音が変わる。左に寄ると音が明らかに小さくなる。そこでローラー台の設置場所を10cm刻みで変えてみると、やはり音が変化する。

床の下に何かいたのか。「俺の眠りを妨げるな」的な、うしおととら的に封印された何かとか。なんだよそこそこラグジュアリーなブランドじゃなかったのかよ。そんなに床が薄いのかよ。前のマンションの1.5倍の価格だぜ。この年齢だと生きているうちに払い切るには住宅ローンぎりぎりだぜ(住宅ローン組むなら若いうちに、1年でも早いほうがいい。40代に入ると頭金を相当額用意しないと必要額を借りられなくなる)。ふと天を仰いで理由が分かった。梁だ。
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この梁の下(上)だと音が小さくなる。はっきりと分かる。なるほど。壁(窓)にぴったり寄り添って回せば大丈夫かもしれない。かくして幅20cmほどの一本橋を渡る覚悟で今後はローラーに励むこととなった。以上。

 

てな感じでは終わらない。それでは4本ローラーはよくても固定ローラー台が使えないままだ。どちらも早速、振動対策だ。先達に倣って自家製ブルカット2を作ったけど、ここでは紹介しない。あまりのちゃちさに苦言を呈されたからである。おっと、手が滑って写真を貼ってしまった。f:id:yasaguredaren:20200329075217j:image

効果は目(耳)に見えて明らかなのだけど、欠点が2つあった。まず、危ない。乗ってみて微妙にグニグニするので非常に怖い。それに高くなった分、乗り降りも怖い。危ない。先達のみなさんは本当にこのやり方で続いているのだろうか。危ないよ。

そして次に、貧乏臭い。ブルカット2を8+4=12個買うのは抵抗があったけど、それにしても見た目が粗末すぎて事態は迷走し始めた。コスト削減に励んだけど確かに貧乏臭い。貧乏臭いけどコストパフォーマンスの努力(というか、4本ローラーの負荷装置、さらにはエレベーション装置の購入を画策しての努力)は奥さんからのひと言によって、一瞬で吹き飛んだ。

家族の理解の下に賜った自転車部屋である。ここで俺様を出したら家庭は崩壊してしまう。ぐっと堪えて「助言」に従う。騒音に苦しむのは家族や階下のご家族など自分以外のすべての人たちだ。それはまた、ひいては日本中のローラー台利用者の生存権に関わる大問題に発展する危険性を孕んでいる(外圧による汚い感情に拘泥しかけたら話のレベルをエスカレーションすることでやりすごす。人生を穏やかに送るために編み出したTipsである)。

その結果がこれだ。OMG。f:id:yasaguredaren:20200329202110j:image

先に言ってしまうとアルインコのマットが2枚使われている。ネット界隈でも業界(?)最高の防震性能と評判のアルインコEXP150。床から順に、8ミリ厚の安いカーペット→硬めのバスマット→アルインコ1枚目→20ミリの合板→アルインコ2枚目→木板→ローラー台となっている。これでもまだ、右半分にいくと低い音が聞こえるけれど、ドラム式洗濯乾燥機やビルトインの食洗機に比べれば大した話ではない。そう、もともと4本ローラーも固定ローラーも、生活家電に比べれば大した音ではないと信じたい。あとは自分のメンタル、見えない不安との戦いなのだ。

残念なこととして、ローラー台の下に使われている小さな木板は600✕450厚さ20の合板に変更予定だが、近くのホームセンターに取り扱いがない。仕方がないので、ひと駅先のホームセンターで買ってくるしかない。それと不評だったゴムスポンジ材を(こっそり)組み合わせればほぼ解消されるはず。そうでないといつまでも楽しくない。

引っ越しと重なってまだ消化していないツアー・オブ・WATOPIA第3ステージはヒルクライムだ。固定ローラー台✕ZPOWERで参戦したい。このような社会的状況下でZWIFTは毎日27000人が走り回っている(去年の春は日本時間の平日昼過ぎなんて600人とかしかいなかった)。乗るしかない、このビッグウ

 

【追記】

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木板を敷いた。持って帰るのがとても大変なので、600✕450厚さ10ミリにした。正直な話、残念ながら音や振動に激的な変化はみられない。それでも助言に素直に従った姿勢はアピールでき、家人のストレスは無くなるはず。ZWIFT自体は好意的に捉えてくれていて、同じ趣味だっただけに理解は得やすい、本当にありがたい(元クライマーで、あと少しで白石峠のタイムが抜かれるところだったのだ)。

なお、木板の角は意外に尖っていて危ないので、約20ミリ切削して角を落とした。ホームセンター各社は、設置している切削機械によっては斜め切りをやってくれない。したがって斜め切りをやってくれるかどうか、訪問・購入前に確認する必要がある。もしくは断られても、とびっきりの笑顔でお願いするかだけど、それによって店舗スタッフの指がぶった斬れては大変だから、やっぱり電話して聞いたほうがいい。暇なら工作室を借りて、自分でやってもいいかもね。

(追記終わり)