やさぐれメモ

やさぐれたアラフォー男性の自由帳

"自分が穏やかでいれたのは単に脳内の物質やらなんやらの濃度や調節方法やらの関係であった、その幸運をまるで自分の人徳のお陰と考えていたのはあまりに傲慢であった"

本当にそのとおりで結局、感情なんてホルモンと電気信号でしかない。なんなら薬でコントロールできてしまう、感情なんてそんなものなのだ。それが、些末なことを感知するたびに怒りが自分を支配していく。この数ヶ月で自分が自分でなくなってしまったと感じてしまう。薬を使えば楽になるのか。

入院して最初の数日は落胆していた気持ちが、やがてやり場のない憤りに変わって、この数ヶ月は目に入る全てに苛立つようになっている。

例えば、病院の談話室にいる入院患者たちが不摂生故に指導されている食事制限を守らず楽しそうに過ごしているのに腹が立った。そういう患者ほど「お兄さん相当身体悪そうだな、長引きそうかい?」などと案じて笑顔で声を掛けてくる。退院が決まっている人ほど、笑顔で話しかけてくる。目を見つめて無表情で答えないでいると、困った顔をして去っていく。

退院してからも、街中で楽しそうにしている人を許せなくなったし、リワークプログラムで幼稚なことをもっともらしく話し合っている参加者に強い嫌悪感を抱いてしまい、医師と相談して参加をやめた(これは普通にイライラするとは思う)。

本当にくだらないグルメライドをそれっぽく楽しそうにアップするアフィリエイトブログはGoogleで弾かれろと今でも真剣に思うし、ZWIFTのグループライドでライドリーダーを無視して先行するfryer以上に、fryerを敵視して騒ぐ参加者に心を乱されるし、一時期はカテゴリー詐欺で圧勝するプレイヤーにもアクティビティフィードに恨み言を残してやる寸前までいった。というかにわか京都人になった。

荒サイでいえば迷うほうが難しい榎本牧場やみはらし茶屋への行き方、パーツでいえば小学生でもできるようなハンドルバーへのライトの取付け方とか、そんなのが検索結果を埋め尽くしてくるとGoogleにさえ憤りを感じてしまう。グループライドで集団に十分な人数が揃っているのにFenceFenceと連呼するZWIFTプレイヤーもだ。

「心穏やかに生きていきたい」、「金持ち喧嘩せず」、そんなことを金科玉条として生きてきた反動か、思い通りにいかないこの蹉跌に憤懣遣る方無い。怒りの矛先を探してしまう。こんな汚い気持ちをZWIFTにぶつける。FTPの伸長も当然だ。ローラー台がなかったらどうなってしまっていただろう。

生来、こういう人間だったのだ。あの日をきっかけに箍が外れて発露しただけなのだ。

この増田に対するブコメで、"あらゆる事柄についてくだらないことと思うように、内心で色々なものや人を小馬鹿、あるいは無関心に生きていくほど、怒りとは無縁でいられるのではないかと思う。生き方としてつまらなそうだが。"というのがあって、賢い大人はそのようにあるべきだとも思うし、それがまた自分の中の憤りに薪をくべるような、新たな燃料になっていく印象もある。

表面的には大丈夫なつもりでいたけれど、やはり頭の中はだめなのか。脳が弱っているのか。脳波の検査では「脳の前頭葉のあたりがおかしい」という検査結果だった。やはりだめなのか。

イライラして寝付けないのは風の音のせいか、それともZWIFT新コースのHarrogate(ヨークシャー)を走れていないからか、はたまた土曜のチャリダー★坂バカ女子部@富士国際ヒルクライムの放送をまだ見ていないイライラからか。