やさぐれメモ

やさぐれた30代男性の自由帳

たぶん合格

先日、ある検定試験を受験しました。公式正答がリリースされて、自己採点の結果、なんとか合格ラインに飛び込んだみたいでホッとしました。フルタイムの会社員が乳幼児を抱えながらの学習は、パートナーの理解を得られなければほぼ不可能です。ていうか理解を得ること自体無理。資格試験の勉強は子育て前、結婚前にできる限り済ませおくべきと言われ続けてきたし、心の底から実感したけれど、それはまた別の話。今回は運が良かったとしか。

ちょうどいい機会なので、自分の資格試験の勉強の仕方を整理してみることにしてみます。

まず試験を受けるにあたって、目的をはっきりさせます。ここが固まっていないと、モチベーションの維持ができず、出願しても受験に至りません。他人に対する見栄だけでの受験は、受験料をドブに捨てるだけです。

で受験を決めるにあたって、合格に必要とされる学習時間を確保できるか確認します。僕は、学習時間はタテ軸とヨコ軸の2種類があると考えています。
タテ軸の学習時間は、机を必要とするかどうか。書き殴って覚える人とか、電卓とメモ書きが必要な学習は机がないと厳しいし、読んで学ぶとか頭の中で板書ができる学習ステージなら、電車の中でも可能でしょう。言い換えればある程度机に向かえる時間と空間を確保できなければ、合格は難しいということです。
ヨコ軸は知るとか覚えるとかの学習ステージと、学んだ知識を使って問題を解くステージ。よくインプット/アウトプットといわれるやつですね。僕はこの言い方はダサいなぁと学生時代からずっと思っていて、この単語を多用する人は大体試験に失敗していたりして本当に嫌だなぁと思っていますが、それは別の話(cf.ワクワク)。
これら学習時間のマトリックスを浮かべながら、毎日の生活サイクルに学習を当て込んでいきます。これができないと本番前に詰め込む暗記型学習になって、合格できても実務・実生活では全く役に立たないでしょう。

で、まずはテキストを読みます。全然理解できなくても、とにかく一回読みます。これが辛い。知らないことばかりだから。でも知らないことを知るために、耐えて読みます。内容をいちいち覚えなくていいので読みます。知らない言葉が並んでいても「ふーん」と流して読みます。概要を知りましょう。ただし業務などで周辺知識を持っている場合は、問題集からスタートして、知らない分野をテキストで補充する形になります。

テキストを読み終わったら、とりあえず問題集を解きます。もちろん解けない問題ばかりだから、とても辛いです。でも解けなくてもとにかく問題集を一周させます。個人的にはこれが試験本番までの学習期間で一番つらいステージで、投げ出すことなくここを乗り切れれば、初めて合格が見えてきます。合格ラインと現在の自分の立ち位置とのギャップが分かるので逆算開始です。本番までの日数から逆算して、このギャップをどう埋めるか一日当たりの学習時間をざっくり考えながら、学習を進めることになります。
それと問題を解くときに、可能であれば、なぜその解答・選択肢に至ったのか、解答に至る思考プロセスや解答根拠を記しておきます。これが一番大事だといつも考えています。

答え合わせは解説をよく読んで理解します。正答へのアプローチプロセスを知るのです。どこで間違えたのか、自分の解へのアプローチとの差異を理解します。この学習ステージで、学習期間を通じて初めて「理解する」という脳の作用が出現します。正答と自分の出した誤答との違いを理解し、なぜ自分が誤答にたどり着いたのかその道筋を理解し、どうして正解が正解であるのかを人に説明できるようにします。これは誰か先に合格している同僚がよいし、いなければ脳内恋人でもいいと思います。ただしこれは間違った理解を定着させるリスクがあるので、ほどほどに。

問題集、二周目。一周目で知った・理解した正答へのプロセスを思い出しながら問題文を読みます。このとき出題者の意図を汲み取りながら取り組みます。この問いを通じて出題者は解答者のどの知識を確認したいのかを考えながら問題に向き合います。間違えた問題はテキストに戻って該当箇所を読み、理解します(ググっても理解できなかったら仕方がないので捨てます。たまにはそういうこともあります)。

あとは体調管理を怠らなければ、「中級」と名の付く検定試験・資格試験はある程度合格できるのではないでしょうか。個人的な感覚として、資格試験予備校でいうと学習期間3~6ヶ月/10万円±5万円くらいの講座が開講している試験は、独学でもいけると感じています。ただしTACなどに通える時間と資金があれば、日商簿記などは通っちゃったほうが断然楽だし合格は早いでしょう。なんだか、まるで課金ゲームみたいですね。やったことないですが。