やさぐれメモ

やさぐれた30代男性の自由帳

大学四年間の授業料は代ゼミの一年間に払った

大学授業料の対価は2つ。卒業証書と、その大学でなければ受講しずらい教授の講義。でも僕の場合は大学に行く過程に払ったと思います。

大学受験の社会に日本史を選択していた僕は、浪人が決まってから政治経済の勉強も始めました。きっかけは予備校で仲良くなった友人たちがやっていて、楽しそうだったからです。

始めてみると、政治経済は各国の選挙の仕組みなど一般教養として大切なことも多かったし、現代経済学は日本史の戦後史とも重複するので、全国偏差値はすぐに日本史に並び、とても楽しく学べました。人数も少ないから全国一位の栄冠がすぐ目の前に!

通っていた代々木の予備校では時事問題も含めて大学レベルの内容を扱っていたので、とても誇らしかったです。大学受験は失敗したけど、大学の勉強をやっている!(講師が大学レベルまで教える、この教室全員偏差値70にすると宣言) 。

結局、本番は政治経済を選択し、無事に大学入試を終えました。高1の冬から3年費やした日本史はセンター試験に使っただけでした。

意気揚々と進学したものの、大学のシラバスにはがっかりしました。自分が学びたい内容は専門科目の扱いで1年生は登録できませんでした。一般(教養)科目の説明はどれもとても幼稚で、代ゼミのほうがずっと魅力的に思えました。門から続く憧れの並木道が一気に色褪せて、象牙の塔に幻滅したものです。

だから大学の授業料は代ゼミの一年間に払ったという考えもできるかな。単課生だったから予備校代は安くすんでたし。

政治経済の話に終始しましたが、浪人中の猛勉強は英語はもちろん、日本史も古文も一般教養として、政治経済は具体的には経営企画部時代の業務やファイナンシャルプランナー試験など、その後の人生に大いに役立っています。

僕の場合、大学に行く過程が良かったのですね。