やさぐれメモ

やさぐれた30代男性の自由帳

ロードバイクのフレーム素材について(クロモリ)

ロードバイクの素材について調べていましたが、知恵袋の回答にいい加減な人が多く、腹立たしくなりました。質問者に初心者が多いのもあるし、回答者に初心者が多いのも知恵袋の特徴ですから間口が広い利点もある一方、悩んでいる初心者に対して適当すぎます。

 

一番ダメなのが、個人の偏見という断りを入れないで書きなぐる根拠のない回答。

 

ロードバイクに興味がありますが、どんなものを買えばよいでしょうか?」

こんな質問に対して「とりあえずクロモリはやめたほうがいいですよ」。って、おい。

 

クロモリも、アリですよ。

 

フレーム素材は予算はもちろんですが、使用用途によって選びます。毎日の通勤、週末にのんびり、本格的なレースに参戦。平地を走るのか、熟練者のサークルで登坂に挑むのか。。。

 

 

個人的には、バイクを選ぶ基準はデザインです(ドヤッ)。

ではなくて、フレームの素材選びについて思うところを書きます。大体は重量、価格、デザインのバランスで選ぶことになるとは思いますが。

 

まず、素材が何であれ、軽いのがいいです。片手でヒョイっと持てるのがロードバイクの良さですが、同じロードでも車重10.0kgと8.0kgでは全然違います。走るのも楽だし、輪行で電車に乗って運ぶ時など、この2.0kgの差が特に帰り道にボディーブローのように効いてきます。部屋でラックに架けるときとかも、楽。

 

その上でいきなり矛盾しますが、1分1秒を争うレースに出るのでなければ、僕はまずはじめにちょっと重いけどクロモリを選択肢としてあげます。コンポにもよるので金額は言えませんが、何と言っても安いです。初期投資が高い機材スポーツの入口において、クロモリの安さは安心。コスパ最高。

色々な素材を乗り比べた経験として、クロモリは相対的に柔らかくて、アスファルトの上でもまるでヌメッと湿った土の上を走っているマイルドな感覚になります(後で補足)。アルミは路面の衝撃が掌にガツンときて、距離で30km過ぎから腕や肩が疲れてきます。カーボンは経験が少ないのですが、値段によって違います。編み方で剛性も違ってくるのではっきり言えません。

 

ちなみに僕は10年間マグネシウムです。マグネシウムはアルミと同様、すっごく硬いです。肩が凝ります。でも踏み込んだら踏み込んだだけ前に進みます。クロモリはとても柔らかくて、足をかけてトップチューブを引っ張ると、グイングインとたわみます。マグネシウムはそんなことありません。ペダリングのパワーをフレームが逃がさずホイールをぐんぐん回す感じです。追い抜くときとか、キビキビしててストレスフリーです。ただしマグネシウムフレームを扱うメーカーはもうほとんどないと聞きます。加工が難しい割にそれほど軽くないし、カーボンの技術が進んだ現在、マグネシウムなんて今さら感。

 

ちなみに乗り比べはレンタルでツアーに申し込みます。そうして100kmぐらい乗ってみないと、たかだか数km数十分じゃ違いは分かりません。タイヤやコンポーネントによっても違うし。

 

 

 

仕方のないことですが、値段と軽さ(=丈夫さを両立した軽さ)は比例します。そこに素材の原価や加工難度、あとは見栄というプレミアムが絡んできますから、「クロモリはダメです」なんて簡単に言うことはできません。一概にカーボンが最高とも言えません。安価ですがクロモリだって他の素材にない良さがあるはずです。

 

ガチガチのマグネシウム一台をずっと乗り続けてきた僕ですが、買い替える時はクロモリも本気で検討します。主に週末の朝に近所の湖を1時間くらい周回して汗を流します。あとはランチを食べに奥さんと往復100km弱ののんびりライド。

クロモリならちょっと重いけど腕や肩は疲れにくいし、もうレースには出ないし、輪行しないで車に積載しちゃうし、なんといっても安いから、コンポにお金を使えるし。クロモリにデュラエースとか(萌)。

 

もちろん、柔らかめのカーボンがあればそれでもいいし、未経験のチタンにも興味があります。そして僕としてはやはりデザインの話として、カラーパターンをオーダーできるブリヂストンアンカーなんか、いいですね。愛着が湧くかどうかには見た目も関係してきますから。

 

クロモリも悪くないよ、って話でした。