やさぐれメモ

やさぐれた30代男性の自由帳

英会話学校に1ヶ月通ってみて

1ヶ月間、1対1の英会話学校に通った経験をまとめておきます。

・諸事情によりきっかけは割愛
・英語の業務使用率はほぼゼロ
TOEICは700点台半ば
NHK しごとの基礎英語を購読

 英語学習は英会話学校以外で行い、レッスンは日頃の学習のテストの場だと位置付けて通いました。

 

■英会話学校について

◆費用は16万円

広告などでよく目にする大手を中心に数校を見学して、予約システムの使い勝手や顧客満足度がよさそうな某スクールを選択。入会金&テキスト代等に数万円、1コマあたり5,500円程度のビジネスコースに入会、計20回通いました(自費)。知り合いがいれば紹介制度を使うと数コマもらえてお得です。

 

◆レベルは10段階の下から4番目

体験入会時に英会話スキルのチェックが行われ、このレベルに合わせて学校が独自に用意している英会話テキストを購入します。

レベルチェックはほとんど最初の自己紹介で判定された感じで、10段階で下から4番目。レベル目安は、業務上の指示がある程度は理解できて、長文は難しいが単語をつなぎ合わせることで業務報告が行える、、、みたいな感じだったと思います。

 

◆学校独自のテキスト

授業はオリジナルテキストを使ったロールプレイングが中心。客先への訪問、同僚への仕事の依頼やシフト変更、新オフィスへの引越準備など、オフィスでよくある場面が多数用意されています。

 

◆日本人カウンセラーがつく

入会すると担当カウンセラーがつき、レッスン全般のリクエストや質問、学習相談などは、このカウンセラーに話します。適度な距離感で利用するといいと思います。

 

 

以下、受講して思ったこと

■ある程度の英語力がないとキツい

◆質問も回答もすべて英語

分からないことを質問しても、当然すべて英語で説明されます。そもそも「今この瞬間自分は何についてどう分からないから、どういう角度からの説明が欲しい」などと講師をこちらに誘導できる質問、簡単にできるわけがありません。

せめて3単現のSなど中学1年レベルは知っておかないとレッスンが進まないかも。それとちゃんと予習して事前に質問の言い回しを準備しておかないと、ストレスだけが溜まってお金や時間も無駄になります。

 

◆僕は予習必須

予習についてはレベルにもよるし、人それぞれ考えがあって、生放送のスリルを味わいたかったり反応速度を養いたかったりする人は、もちろん必要ないでしょう。

しかし僕のような初心者の場合は必ず予習を行うことで質問の練習にもつながります。僕はいつも40分のレッスンを脳内シミュレーションしていました。そしてきちんと予習することで、講師に適度に緊張感を持たせて手抜きレッスンを防止。また、こちらの学習意欲が高いことをアピールすることで教え甲斐を感じてもらいましょう。テキストへの事前メモ書き込みは非常に効果的です。

 

◆自己紹介の練習

最初の数分、自己紹介で英会話スキルが判断されます。あまりにショボいと舐められると思ったので、目線を下げずに自信を持ってスラスラ言えるように何度も練習しました。ちなみに内容は「顔が濃いのでよく『両親は外国人か』と聞かれる」とか「週末朝は河川敷でロードバイクに乗ってるよ」など、相手が楽しく話を広げやすいように。この辺は言語に関係ないかと。

 

 ◆講師についても予習必須

初めて教わる講師を予約した場合、レッスンの冒頭に必ずお互いの自己紹介を行います。自己紹介の事前練習はもちろん、相手のプロフィールをチェックして、相手の自己紹介を頭の中で作ってみたり、出身地リポートを書いてみるのも英会話だけでなく英作文として、とても良い練習になります。事前リサーチは相手がとても喜んでくれるのでお勧めです(後述)。

 

◆講師の選び方

大手だけあって、年齢、性別、性格、出身地、その他バックグラウンドなど様々な講師がそろっていました。僕はビジネスユースのため、事前に以下の条件でカウンセラーに講師をピックアップしてもらいました。

  • ビジネス(会社勤務)経験者
  • 高いコミュニケーション力

ビジネス経験者はオフィスで使える自然でスマートな言い回しを教えてくれます。

コミュ力は、会話の流れやこちらの表情から、こちらの疑問点や質問内容を確実にくみ取ってくれる講師をお願いしました。もちろん、旅行のために通うのであれば旅行好きな講師をチョイスするもよし、目的に合わせて出身国&地域で選ぶとよいでしょう。

 

ピックアップしてもらった講師を一通り試します。5人紹介されたら5ポイント消費することになります。自分が求める知性や社交性など、限られた時間で性格の一致具合をチェックします。僕はここで3人に絞り込んで、受講ローテーションを回していきました。

※自分に合う講師に巡り合えるかは、運もあるでしょう。僕は2校舎合わせて、7つ(計10P)もレッスンポイントを消費してしまいました。

 

◆講師の使い分け

上述の条件に合致している講師の中から最終的に、英語レクチャーのベテラン講師1名と、ビジネス会話の言い回しを適切なタイミングで適度な量で差し込んでくれる若手講師2名の計3名を選びました。

ベテラン講師は英語教育の国際資格保持者で、こちらの熱意に応えて毎回宿題プリントを1枚くれました。例えばseeとwatchの使い分けなど、受験英語でやらなかったtipsを得られました。

 

◆期限内に通い切る

通うだけなら通学時間の確保だけですみますが、自分で課した予習&復習が案外ヘビーで、レッスンポイントの期限内完全消化はハードでした。

この辺りは程良いハードルでないと辛いだけで、人によっては足が遠のいてしまうかもしれません。

 

 

■レッスンのカスタマイズ

◆レッスンの進め方

最初の数回は講師が固定できていないので、毎回自己紹介を行い、テキストでレッスンを受けます。テキストの進捗状況はシステムにより講師全体で共有されます。

しかしテキストは自己学習が可能ですし、その場で質問することがなければ正直、NHK英会話と大差ありません。したがって徐々に自分の学習スタイルに合わせてレッスンをカスタマイズしていきました。

 

◆カウンセラーの学習相談

自分の人生における英会話の占める割合、学ぶ目的などを整理し、今後の目標をカウンセラーに話すことで、効率的な学習方法を教えてもらうことができます。

相談した結果、僕はライティングを勧められました。そして「慣れてきたら英作文だけでなく、ディクテーション(聞き書き取り)にも挑戦してみては」との提案をもらい、レッスンをカスタマイズしていきました。

 

◆カスタマイズ

継続受講したい講師が固まったら、講師の関心事をトピックに、毎回A4一枚でエッセイを提出していました。

内容はビジネスに限定せず、講師の出身地を第三者に紹介してみたり、その他講師の好きな映画俳優の近況や、外国人が日本に対して不思議に思うことなど軽い話題もチョイス。

NHK英会話で貯め込んできた言い回しパターンをどんどん使うとともに、簡単な題材の時はわざと間違えて自分が知っている以上の詳しい説明をもらったりと、自分はもちろん、講師を飽きさせないよう腐心しました。

 

最初にこちらが音読をしたら、講師が文法をチェックして、よりスマートな言い回しを教えてくれます。また、例えばオーストラリア出身の講師にはニュージーランドとの関係について触れるなど、異文化背景の解説を誘導するのも面白かったです。

エッセイはすべて日本との比較を念頭に置いて書き、日本についても口頭で説明できるように準備しておきます。先日書いた日本の宗教事情などは、正にこれです。これがまた大変面倒で、かつ大変勉強になりました。

 

◆ディクテーション

講師にリクエストを募ったところでエッセイはいずれネタが尽きますし、このやり方自体、お互いに飽きが来ます。そこで終盤はディクテーションをやりました。

やり方は、事前にYoutubeなどの動画サイトをディクって、レッスンではペーパーを手元にスマホで講師にもディクってチェックしてもらいます。

動画は講師の得意分野を選ぶこと。そうすると講師も抵抗感がなくやりやすいし、楽しんで背景の説明や別の言い回しなどを教えてくれます。この辺はエッセイ方式と同じです。

ジャンルは楽しいニュースやスポーツ選手の記者会見などで、長さは2分程度を抜粋します。聞きやすいように携帯スピーカーがあると便利でした。

 

 

■まとめ

◆すべては自分次第

勉強ですから、料金以上のモノが得られるかは自分次第。学校選びや講師選びで失敗しなければ、やればやっただけのものが返ってきます。

まだTOEICを受けていないので数値化は難しいですが、例えば英語で入ってくる情報に抵抗感がなくなりました。自信もつきましたし、世界目線でニュースを見るようになりました。

 

英会話スクールはひとまず終了しますが、勤務先の補助制度が整えば、また通いたいですね。